こうするべき!と思ってしまうことのつらさ

人にはかならず自分なりの価値観を持っています。それが強いと「こうするべき!」であったり「こうするべきではない!」といったべき論になります。このべき論は自分の価値観を作るためのベースになるものですが、あまりにもたくさんあるとつい人と接するときに否定的になってしまったり、自分がこのべき論を守れなくなると自分を責めてしまったりします。

 

このべき論ですが、自分の中にどれだけあるのかを考えたことはありますか?この価値観は親から学んだことがベースになり、友人関係や社会人経験の中で常に作り変えられています。それだけたくさんのべき論を人は抱えているともいえるのです。

 

こういったべき論は人とかかわる時に無意識に対手と会うか合わないかの基準として使っていたり、自分が考えることや行動するときにも影響してきます。

 

このべき論は全くないのも困りますが、多すぎればそれだけ人との距離を取りにくくしたり、時には自分を否定する材料に使ってしまったりと厄介な面もあるのです。自分の価値観ですから当然守りたいものやそうありたいと望むものもあるでしょう。ですが、あまりにも多すぎて自分が自由に人とかかわったり、人生を楽しんだりすることのストッパーになっているようでしたら少しだけ見直す必要があるのではないでしょうか・

 

自分の価値観はこういうものがあって、今目の前にいる人は自分と違った価値観がある。そうなったときに「そういう考えもあるのか」「この人はこういう価値観を持っているのね」と思えれば人間関係も苦痛に感じることは減っていくでしょうし、自分を必要以上に戒めずに済みます。

 

どうしても人との関係がうまく作れないと思うことがあるならばぜひ自分の中のべき論(価値観)を考えてみてください。

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