反抗期の大切さ

反抗期というとちょうど中学から高校生くらいの年代の子供が親(大人)に反抗するというようにとらえている人は多いと思います。

 

この反抗期。実はその子の人生に大きな意味を持つという事を知っていますか?この時期の子供はいろいろな感情をぶつけてきます。これは子供が親から自立していこうとするときに必ず通る一種の儀式のようなものです。

 

子供は反抗期を通して自分を表現しますが、大人ほど多くの言葉も表現方法も持ちません。原因のわからないいらだちをぶつけてきたりします。

 

しかしこれは子供が自分をみつめ、「自分とは何ぞや」「自分の存在する意味は」といったことを見つめようとしている行動でもあり、この時期にうまく自己を表現できず気持ちを抑えてしまったり、また、自己表現をしても理解(受け入れ)されるどころか頭ごなしに否定されたり拒否されたりすると、反抗期は失敗に終わることもあります。するとその子供は自分を表現する方法がわからなくなったり、表現していくことに恐怖や不安を覚えたりして自分をアピールし積極的に人間関係を形成していこうという事が苦手になったり出来なくなったりすることがあります。

 

この反抗期に感じた「自分を理解してもらえないのではないか」といった不安や恐怖が後々の人間関係に影響を及ぼすことがあるのです。

 

反抗期は何も10代で必ず成功させなければいけないものでもありません。もし今、人間関係で悩んでいるという人は一度「自分の反抗期はどうだったろうか」と考えてみてください。そしてもう一度自分の心と向き合ってみてください。今抱えている悩みや不安の原因が何か見つかるかもしれません。

 

 

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