死にたいと思う自分(希死念慮)
死にたい!死んで消えてなくなりたい!と思う感情は特にうつ状態にある人が特に思ってしまう感情です。この「死にたい」と思う感情の事を「希死念慮」と言います。人の人生、一度はそのようなことを考えることもあるでしょう。しかし「死にたい」といったからと言って本当にそう思っているのでしょうか?
死にたいと思う自分の心の中には「自分を責める自分(自責の念や罪悪感)」、「自分の存在価値や意味を見つけられずに苦しんでいる自分」・・・そんな自分がいませんか?
今、そのような感情に苦しんでいるとしたら本当に自分には価値がないと、消えてもいいと思っているのかをもう一度考えて欲しいのです。あなたが生きることを望んでいる人がいることを忘れないでください。一時の感情の落ち込みで命を投げ出さないでください。もし、自責の念や罪悪感に苦しんでいるのであれば、それは本当に自分が抱えなければいけない感情なのか考えてください。すべてがあなたのせいとは限りません。周りの人に傷つけられ苦しんでいるとしてもそれはあなたが悪いのではないのですから。そのせいであなたが苦しむ必要はないのです。
死にたいと思ってしまう状況を「つらい」と感じているのなら、その苦しい胸のうちを、つらい感情を吐き出してください。語ってください。誰にも言えず悩んでいるのならカウンセリングを利用してください。カウンセラーはあなたの苦しい気持ちを受け止めそっと寄り添ってくれる存在でもあるのですから。
人気の記事一覧
お申し込み、お問い合わせは24時間受付けています。