境界性パーソナリティ障害

「境界性」というと治らない病気ととらえてしまう人がいます。

 

また、もともと「性格に問題がある人」というようにとる人もいますが「境界性」とは「人格に問題がある」のでもなければ「絶対に治らない」病気でもありません。

人とのトラブルが絶えず感情のコントロールが上手く出来ないのも、極端な行動をとり周りの人を驚かせてしまうことも、破壊的な行動をとってしまうことも、自分自身を傷つけてしまうことも、ある意味病気がそうさせているともいえます。

 

もちろん全てが病気のせいだとは言えませんが・・・まわりの人は「甘えだ」「自己中心的だ」「被害妄想だ」などと心無い言葉を浴びせることもあるでしょう。

 

しかし、それが性格ではなく病気のせいだとしたら、自分でもコントロールできない感情に支配されてしまうのだから本人にはどうにも対処できずに悩んでいるかもしれません。

 

自傷行為、拒食症、過食症、アルコール依存もそうです。しかし、時間はかかっても治そうとする意志があるかぎり薬物療法、認知行動療法、精神分析療法など、いろいろな治療を行ったりカウンセリングを併用するなどすれば方法もあるのです。

 

「もしかしたら自分は境界性パーソナリティ障害では?」と思っているひと・・・あきらめず家族やパートナーの力を借りてでも向き合っていきましょう。そして、それでも難しいと感じたらカウンセリングを受けるという選択肢もあるのです。

 

 

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