夫婦の関係・離婚相談

夫婦とは本来、たがいを思いやり尊重しあうものであって、傷つけ合うものではありません。

 

夫婦とはもちろん婚姻届を出すことによって法的に認められた家族の基本的な形です。親と同居をする夫婦もいれば二人だけで暮らす夫婦、訳があって別居をしている夫婦。法的には「共に暮らし家族を増やし、家族としての形をつくる」ことを認められてはいますが、ある意味これはお互いを法律で縛り付けている関係ともいえます。これが当たり前のことなのでしょう。

 

けれどこの夫婦が何らかの困難に出会ってしまったとき、簡単に「はい、さようなら」とは出来ない状況に置かれているとも言えるとでしょう。ではこの「お互いに法的な縛り付けがある関係」とはどのようなものか。すでに結婚をしパートナーと生活をしている人ならお分かりかとおもいますが、自分の意思を相手に合わせながら暮らすと言う事で、ここに精神的な苦痛を感じるとお互いの関係がギクシャクしてしまいます。

 

それは一見夫婦だけの問題のように見えますが、例えば共に暮らしている子供や両親などにも大きな影響(負担)を与えてしまうことに当人は気づいているでしょうか。共に暮らし、愛する家族全員に同じような負担や苦痛、不安を与えることは当人同士とて望まぬことでしょう。では、そうなる前にどうすれば良いのか?それは「お互いを気遣う心をもつ」と言う事だと私は思っています。

 

「ありがとう」という言葉。そして決して相手を見下すことなく「共に歩んでいるのだ」という意識を持つこと。

 

そして、夫婦にとってお互いの意思疎通の手段として大きな役割を担う事の一つが夫婦の夜の生活でもあります。あえてそれ以上は言いませんが、それも含めて共に生活をすることに違和感や苦痛を感じたら、きちんとパートナーと向き合い話し合ってください。そして共通の話題を作ったり趣味をもったり、性を一つの潤滑油にしたり・・・とにかく夫婦円満にいくようにするにはどうすればいいのかを二人で考えましょう。

 

それでもダメなら相談できる人を見つけ愚痴をこぼすなりしてストレスを溜めないようにしましょう。重ねて言いますが、夫婦の問題は家族全体の問題でもあります。修復を願ってはいるけれどどうすればいいのか迷っている人、離婚を考えて相談したいという人も、まず、今の関係を客観的に考え、修復をするなり離婚をするなり決断する前に一度相談してみましょう。

 

 

 

 

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