夫婦喧嘩と男性脳・女性脳

長期休暇が終わった後はなぜか夫婦関係の問題が勃発することが多いようです。それは普段は一日中顔を突き合わせることなく自分の時間ややることに時間を使えるからこそ争いの種になることが減っているということなのでしょう。ですが長期休暇の間は常に家族が一緒にいる時間が嫌でも増えます。そのようなときに今まで我慢してきたことや今まで感じてきた違和感に対して敏感に反応してしまってけんかに発展してしあうことはあるようです。

 

ではなぜ夫婦ケンカは起こるのでしょうか?大きな理由の一つに物事の捉え方や伝え方、解決の仕方が違うということがあります。そう、男性脳と女性脳の違いです。

 

男性は問題が起きたときに「それを解決するためにはどうしたらいい?」という思考が真っ先に働きます。問題解決思考です。そのため状況を判断し、どうすればよいのかを考えます。しかし女性は違います。問題が起きたときに女性は「その状況になって大変な思いをしたことを聞いて欲しい。わかってほしい」という問題解決よりも先に共感を求めます。女性にとっては共感されることが重要事項であって問題解決はそのあとになるのです。

 

この違いを意識していないと男性にとっては良かれと思って行動したことが女性にとっては問題解決より大切な共感がなかったことで「ないがしろにされた」などと感じやすくなり「わかってくれない」といった感情を招きやすくなるのです。また、その逆もしかりです。夫が妻に相談しても「その気持ちわかるわ」などの共感のみで「客観的なアドバイスもない」となると男性としては相談するだけ無駄!という論理的決断を下しがちになり次第に夫婦の会話も減っていったりケンカが増えたり…

 

そのようなことになる前に考え方・捉え方・優先順位の違いに気づき、かかわり方や伝え方を工夫するだけで避けられるケンカもあるのです。

 

 
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