転勤・異動・生活環境の変化とストレス

4月は生活環境がガラッと変わる人も多い時期になります。また、季節の変わり目は気温の変化も激しく自律神経が乱れやすい時期でもあります。そのような中でそれまでの人間関係が変わるとなれば本人の自覚はなくてもストレスフルになりやすくなります。

 

一時期「キラーストレス」という言葉を耳にすることが多かった時がありますが、環境の変化は嬉しいものであってもそうでなくても「ストレスになりうる」ものなのです。よい変化もそうなの?と思われる人もいるかと思いますが、実は人は変化に弱い(不安を感じやすい)ものなのです。たとえば昇進して責任が重くなった・なれない業務をしなければならない。異動になって新しく人間関係を作らなければならなくなった。新しいことを覚えなければいけない状況になった。結婚して一人の生活から二人の生活になってリズムがつかめない、などもそうです。

 

そのようなときに人は自分が感じている以上にストレスを抱えていしまいがちです。そのストレスサインを見逃したまま過ごしているうちに体調を崩したり、精神的に落ち込むことが増えたりと何らかのSOS信号が出始めます。そこで「あれ?なんかおかしい」と気付ければまだ対処もできるでしょう。しかし、そこで「いや、これくらい大丈夫」「頑張らないと」などと無理をするとちょっとリフレッシュをすれば何とかなるという状況ではなくなってきます。そう、気分障害を発症しやすい状況になっていくということです。

 

人間は変化に弱い。軽いストレスであればモチベーションにつながることはあっても、強いストレスは心にとっても体にとってもよいものではありません。少しでも「ちょっとおかしいかも」と思ったらまずは睡眠をとること!そして生活リズムを崩さないこと。そして、自分の心の状態を客観的にみて「少しつかれてる」と思ったら進んでリフレッシュできる何かをしましょう。それが運動でも趣味でも構いません。

 

 

 

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