HSPとうつ病との関係性

前回のブログでHSP(ハイリーセンシティブパーソン)という感受性が強すぎる特性について書きましたが、HSPの特性をもつ方は特に人間関係における人の心に敏感です。そして周りのことが気になるあまり自分の心が大きなダメージを負ってしまうということがあります。

HSPの方の考え方の特性はとにかく深く考え込みやすい、考えていること即座に言葉にすることが苦手で誤解されやすい、そんな自分に自信が持てない、常に失敗や人の評価を気にしてしまって無理をしがち、褒められても素直に喜べない、ちょっとしたことでも大きなこととして意識してしまう。上げたらきりがありません。

このように、HSPの人は常にいろいろなことに敏感に反応し、意識するので気持ちが休まる時がありません。それが続けばどうなるでしょう。気持ちがすり減り物事に対する意欲もなくし、いずれはうつ病などの気分障害を発症する可能性が高くなるのです。それでも自分ではどうすることもできないとお悩みの方は多いと思います。当然ですよね。どうにかできているなら苦しんでなどいません。

過剰適応というものも「自分の周りに起きる物事への対処が過剰すぎる」であったり「必要以上に他人に合わせようとしてしまう」といった特徴を持ちますが、HSPはそれ以上に物事に過剰に適応しようとしたり、深く考えてしまって自分で自分を追い込んでしまうことが多いのです。

この過剰適応もしかり、HSPもしかり。もし今がつらいと感じているならば、そこから少しでも抜け出したいと思うならば自分なりの対処法を身に着けることをおすすめします。

 

 

 

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