夫婦関係の溝を生む問題意識の違い

年末年始になり、休暇を取ってお互いの実家にあいさつに行くご家庭もあるかと思います。また、あいさつにはいかないまでも家族で長期間過ごす良いきっかけにもなるのが長期休暇です。

 

ふだんはあまり会話する時間がないという理由で問題化しなかったことであっても、このようなタイミングで表に出てしまうことはあるようでうす。例えば考え方・価値観の違い。物事への捉え方の違いなどです。その中でも夫はそれほど重要と思っていないことでも、実は妻は重要と考えていて口論となる。その逆で夫は問題視しているのに妻は対して大事とは考えていないということから夫婦関係が不安定になるといったことがあるようです。

 

夫婦とは元は他人ですから考え方が違うのは当たり前だと思います。そのような中で折り合いをつけてやってきたことができなくなる。そのようなことが起こりやすいタイミングが長期休暇でもあり、特に年末年始は夫婦互いの両親に対することも話題に上りやすいことから悩む夫婦も多いようです。

 

このように片方がとても重要な問題だと思っていても、相手がそう思っていない場合どうすればよいのでしょうか?本来であれば「この問題は私にとってこういうところが重要だと思う。問題だと思う」と伝えておけばよいのですが、それができないまま時間だけが過ぎてしまったのであれば、この際長期休暇を利用して互いの意識の違いを話し合ってみてはいかがでしょうか?

 

価値観の違いやかかわり方の違い、考え方の違いは小さなものであってもたまっていけば夫婦関係に溝を作り、いずれ亀裂となって二人の関係性を壊す可能性もあるのです。そうなる前に、普段は避けてきた話題にも触れてみるといったチャレンジもその後の夫婦関係を保つうえで「できた溝をそのままにしない」かかわり方と言えるのではないでしょうか。

お申し込み、お問い合わせは24時間受付けています。

ご予約・お問い合わせはこちら