アサーショントレーニングとアンガーマネジメント

最近では自分の怒りの感情を知るためのアンガーマネジメントに注目が集まっていますが、喜怒哀楽の裏には様々な感情があることを意識したことはありますか?

アンガーマネジメントは自分が何に不安や怒りを感じるのかを知り、それらの感情と向き合い付き合っていくのかということではありますが、アサーショントレーニングとはそもそも自分がどのようなときにどのような感情を抱き、その感情をどう表現したり理解したり、受け入れるのかをトレーニングすることを言います。

人は完璧ではありませんし、他人をコントロールすることもできなければ過去を変えることもできません。

アサーション行動とはそれらの現実を受け入れ、どう経験として理解していくのか。今の自分が何を感じどのような気持ちになっているのかを理解することから始まります。そのアサーション的思考をもってどう行動するのか…それがアサーションと行動といい、その行動をとるためのトレーニングがアサーショントレーニングでもあります。そして、それによって自分の怒りもマネジメント(アンガーマネジメント)できるのではないか。

世間では自分の怒りをマネジメントするために怒りの根源ともいえる自分の思考、相手の行動、その裏に隠された感情を理解することにばかり注目されてはいますが、実はアンガーマネジメントも「自分の本心に気付く」ということが重要であり、それらの怒りや不安の感情を「そう感じてはいけない」という禁止ではなく、その感情が起きる原因を知り「自分の感情を理解したうえで受け入れ」「伝える」ことがアサーション行動であり、重要なのではないでしょうか。

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