子供の発達に合わせた子育て

子供の発達には重要な意味があります。例えば2歳から3歳くらいの俗にいう「イヤイヤ期」。小学校から始まる「思春期」。中学校以降は「反抗期」を経て「青年期」へと成長していきます。

 

子供は大人がどこまで自分の主張を受け入れてくれるのか、何が許されないのかを確認しながら集団生活へと突入していきます。それが幼稚園や保育園、小学校へと進みます。その時期になると集団生活を学ぶことになります。そこでは自分の主張と他人の主張とのちがいや自分の家と他人の家との違い、集団と個人の違いなどさまざま学ぶことがあり、また、思春期からは他者とのコミュニケーションを自分から進んで試すことで「より望ましい関わり方」などを学んでいきます。そして反抗期には自分自身の考え方や理想をより現実的に考えたときにどこまでできるのか、そもそも自分の考えは正しいのか間違っているのか。両親や社会から今まで学んできたことはどうなのかといった葛藤の時期にもあたります。人はこうして成長し社会へと飛び出してゆくのです。

 

このように人の成長には必ずその時期に学ぶべきことがあり、それに対して学ぶ機会が与えられなければ身につかないという事もあります。実はこの「学ぶべき時に学べなかった」人たちが多く存在することが私の経験上多いのではないかと考えています。なぜなら、自分自身の基準が明確に出来ず、他人の基準で物事を判断してしまうケースや、そもそもコミュニケーションを取るのではなく言いなりになるといったケースが多く存在し、そのような人間関係の中にいる人たちが「他人とうまく関われない」と悩んでることが比較的多く見受けられるからです。

 

このような場合、自分がどの時期に何を学ぶべきであったのか。何を学びきれなかったのかを考えてみる必要があるのだろうと思います。自分に足りない経験。それさえわかればいつでもやり直しは出来るのですから。

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