自立と親子関係

世間では自立というと経済的自立というイメージが強いと思いますが、自立には2種類あるのをご存知ですか?一つは知っての通りの「経済的自立」。もう一つはいわゆる「精神的自立」をさします。人が本当の意味で自立するということは社会に出て、自分で稼ぎ生活をする「経済的な自立」だけでは、本当の意味の「自立」とは言えないのです。

 

では、自立とはなんでしょうか?経済的な自立は先に述べたように、社会に出て仕事をし、生活を成り立たせるために必要です。一般的にはこのあとに結婚などの家庭を持つことで「一人前」と言われることも多いでしょう。しかし、家庭を持とうと独り身でいようと「精神的な自立」まで出来ている人は以外と少ないということに気づいていますか?

 

精神的自立とはいわゆる「親離れ」です。もちろん精神的な・・です。

 

いつの頃からか、核家族化が進んだせいなのか・・・この「親離れ子離れ」がうまくできない親子が多くなってきたように思います。親の過保護、過干渉。子供の間違った「甘え方」。様々な要因が重なって、親は子供を手放すこともできず、子供は親から離れる不安から逃れなれなくなる。そのような状況で本当の意味の「自立」ができていると言えるでしょうか?

 

ただ働いて稼いでいるだけでは「一人前の大人」とは言えないのです。我が子が苦しむ姿を見たくないと思うなら、親は「子供を自由にし、手放す勇気」を、自分の生き方に自信を持ちたいのなら、子供は「親の保護から離れ、自分の責任において生きる勇気」を持たなければ、いつまでたっても大人になれない大人が増え続け、人間関係もうまく築くことができずに苦しむことにもなりかねないのです。

 

 

 

 

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