シングルマザーの労働環境って劣悪!?

みなさんはシングルマザーの労働環境のことを考えたことがありますか?今や非正規雇用が当たり前で、正規雇用として仕事をしている人のほうが少ないのが現状です。厚生労働省の調べによるとシングルマザーの就業率は約85%ほど。しかし常用雇用の割合は約51%だったものが現在では39%にまで落ち込んでいます。その代わりに増えたのが非正規雇用と言われるパートやアルバイトなどです。この割合は約38%だったものがなんと10%近くも上がり、49%にもなるのです。

 

子供を抱え、会社が望むような仕事量、時間を費やせない事情を抱えた母親たちは、子供を犠牲にしてまで会社(収入)をとるか、会社(収入)を犠牲にして子供を守るかの選択を迫られることになるのです。

 

そのような板挟みの生活の中で不安やストレスを抱えながら生活をしている母親たちは少なくはないはずです。そして、この労働環境の問題はシングルマザー特有の問題とは言い切れなくなってきていることもご存知でしょうか?非正規雇用は女性だけの問題ではなく、男性も直面している問題なのです。そうなると、世帯収入は減り、共働きが増え、それに伴い子供との関わりをもつ時間が取れなくなる。

 

このように、日本社会が抱える問題は多く、そのためモノに溢れ裕福に見える生活でも、実は経済的な貧困、そして精神的な貧困が日常化しているのです。

 

子育てには親の愛情が必要です。そして、親が心の余裕をもって子供と接することで子供も安心感を覚え、堂々と社会に出ていけるようになるにもかかわらす、育てる親自身が不安とストレスを抱え続きていては、安心して暮らせる訳がありません。安心して子育が出来る環境を作るためには並大抵のことではありません。子供のうつ病罹患率も上昇傾向に有り、このような「親の心の状態」と「子供の心の状態」は全く無関係とは言えないのです。

 

だからこそ、シングルとして頑張っているお母さん、お父さん、そして共働きで頑張っているみなさん。加えると、待機児童の問題などでお父さんの収入だけで生活することを余儀なくされているみなさん。どうか、頑張りすぎないでください。頑張って頑張って生活を豊かにしようとするあまり、子供を犠牲にするような事がないように、そして自分自身が疲れきってしまう前に、どうか「心を豊かにするための生活」というものを考えてみてください。

 

 

 

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