うつ病の基準ってなに?

うつ病の基準というのは気分の落ち込みやそれに伴う不快な身体症状、睡眠障害等が2週間以上続き、日常生活に影響が出るような状態になって始めて抑うつ状態やうつ病といった診断がされます。

 

では、日常に影響が出る状態とはどのようなことなのでしょうか?一般的にはやる気がでない。朝が辛い。ひとりでいると不安で仕方ない。何かをやらないといけないという強い焦りや、逆に何もできないといった状態から、人と話すのがこわい、関わりたくない。自分の居場所がないと感じる。そのようなことから、本当に体に異変が起きる(頭痛、肩こり、めまい、動悸、過呼吸、手などの体の一部または全体に大汗をかくなど)ことがあります。また、感情の昂ぶりからいつもイライラしたり、起こりやすくなったり、逆に全く表情に変化が見られず、周りの人からあまり良くない印象を持たれてしまって人間関係にまで影響が出たりします。

 

これは今までのブログの中でも何回も書いてきましたが、それまで何事もなく過ごしてきても、突然起こるのが心の病です。きっかけはなんにせよ、一度心が辛いという状態になってしまったら、なかなか前向きには考えられなくなるものです。

 

そんな時はやはりなぜ前向きに考えられないのかと自分を責めるより、客観的に自分の心がどのような状態なのかを知ることが一番大切だと思います。自分の心は自分自身が向き合うことで見えてくるものです。だからといって誰でも辛い時に自分と向き合えるかと言ったら難しいでしょう。そのようなときにはやはり専門家に相談してみることもひとつの解決手段といえます。

 

まだまだカウンセリングを受ける事が一般的とは言えない世の中ですが、そこだけは勇気を持って相談してみてはどうでしょうか。ひとりで抱え込んでも辛い時間がすぎるだけならば、その時間を解決するための時間に使いましょう。

 

 

 

 

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