人に対する解決できない感情(マイナス感情)がつらい

親にせよ友人にせよ、恋人や夫婦にせよ仕事上のかかわりがある人にせよ。人に何かを言われたりされたりしたときにどうしても解決できない感情はあるのではないでしょうか。「何もあんなことを言わなくてもいいのに」「このタイミングでそれを言うの?」「それは言いすぎだよ」「言い回しってあるじゃん」など。

他人が言うその一言に大いに傷つき、時にはトラウマ的な言葉や行動にフラッシュバックを起こしてしまうこともあるかもしれません。またか、、、と。そして、そのような時に「もう二度とあんな思いはしたくない」と人との関りそのものを避けてしまったり嫌な感情に夜ごと考え込んだりすることはありませんか。

人は誰しも言われたくないこと、使われたくない言葉、されたくないこと見たくないことがあると思いますが、それらを受けてしまったときに感じた嫌な感情(マイナス感情)は気持ちの整理がつかない限り何度でもぶり返いし思い出しては悩みの種になることがあります。

そのような時、自然と時間がたつにつれ薄くなってくれれば良いのですがいつまでも残ってしまいその後の自分の考え方や行動、人との関りに対する意識が前向きになれなくなることがあります。そのような時には自分が何を嫌だと思ったのか、何に対して不快だと思ったのか。自分の倫理観やモラル、ルール、価値観と違っているからなのか単に雰囲気が合わないのかとかを知る必要があります。それは自分の感情を整理するためでもあります。

マイナス感情が浮かんだとき、それは自分のなんらかの気持ちが刺激され、または自分の考え方がもしかしたら否定されてるのでは?と感じるなど、必ず理由があります。その理由を知らずに気持ちだけを抑え込もうとしてもうまくはいきません。

どうしても頭から離れないマイナス感情(処理できなくていつまでも心に残っている嫌な気持ちや考え)は軽くしようとしても「気にしないようにする」「考え込まない」といわれても簡単にはできません。自分の何が引っ掛かっているのかを知り、その気持ちを納得できる状態にしてあげる。価値観が違うことで起こった嫌な感情は多角的にみて考えたときにどう感じるのかを知り、納得できるのかを検討する。こういう作業をする習慣を身に着けるだけで心が軽くなることは増えますし、悩むことそのものも少なくなっていくのです。

時間がたつことで忘れられるのであれば問題はありませんが、このような自分の嫌な感情を見つめることでしか解決できないこともあるのです。

お申し込み、お問い合わせは24時間受付けています。

ご予約・お問い合わせはこちら