うつ病や適応障害・パニック障害をお持ちの方をサポートしている方へ

気分障害といわれるうつ病やパニック障害、適応障害や強迫神経症などの精神疾患をお持ちの方が身近にいる方の多くが「どうサポートしていいのかわからない」「誰に相談したらよいのかわからない」という悩みを抱えている方が多くいます。そしてその方々の一部に「聞いてくれる人はいるけれど、何度も同じ悩みを言うことに罪悪感を覚える」とも。

うつ病やパニック障害、適応障害に強迫神経症などの精神疾患は回復するまでに多くの時間がかかるケースがあります。そのような時にサポートするご家族や友人、恋人、夫婦といった方々が実は悩みを抱え込んでしまっているということが多いのです。ですが、精神疾患を患っている当の本人がつらいのだから自分が何とかサポートしなければと抱え込みすぎてしまうと共倒れのリスクが大きくなることを意識していない方が多すぎると感じています。極限まで我慢してサポートしている方そのものがうつ病になるということが起こってもおかしくはないのに弱音を吐けない、解決する方法も浮かばないとなっては共倒れにもなりますよね。

そのような場合には本来であれば「話を聞いてくれる人」「解決への道のりを一緒に考えてくれる人」「自分を支えてくれる人」「つらさを共有してくれる人」などのサポーターに対するサポーターが必要になるにも関わらずどうしてよいのかわからないといったことが多いのです。

もしあなたの身近な人がうつ病や適応障害、パニック障害や強迫神経症といった精神疾患で悩んでいるのであれば、それをサポートする人にも支援が必要です。時には病院への受診が必要になるケースもあるほどです。そのサポーターへの支援は家族、友人、会社の人などの自分のコミュニティの中だけでなく、医療機関や行政、またはカウンセラーといった専門家も含まれているということを心にとめておいてほしいのです。

家族の支援が必要だからこそ、その支援者を支える人が必要です。支えるための知識が必要です。そして共倒れを防ぎ、一番に悩みを抱えているであろう当事者を支えるためのチームとして、まずは「サポートしている自分に対してのサポート体制を作る」ことを忘れないでください。

カウンセラーは心の病気で悩んでいる方の支援をするだけでなく、サポートする側の方々のためにもあるのですから。

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