不安感情に振り回されない自分になる

不安感情はいろいろな場面で感じるものですが、それが強すぎると何か行動を起こそうとしたときに邪魔になる感情でもあります。その不安があるから何も出来ないし怖いと思う。それをうまくコントロールできればどれだけ楽だろうと思う人は少なくないと思います。

不安という感情は「自分の身の周りにあるリスクを察知する」ためには必用なものでもあるので決して不安を抱いてはいけないとかそう感じることが悪いとは言いませんし言えません。
ただ、この感情が邪魔をして「自分は何も出来ない」「何をやってもうまくいく気がしない」というネガティブな状態でストレスを抱え続けることに問題があるだけなのです。

では、この不安感情に振り回されることなくもっと楽に生活できる方法はないのでしょうか。実はあるのです。それは「自分が何に対してどのような不安をイメージしているのか」を知り「それに対して対処できる自分を作る」というものです。これが出来れば100%大丈夫というわけではありませんが、それまで不安な気持ちが邪魔をして前に進めずにいた状態からは脱出できますし、不安を客観的に捉えることで「不安感情に飲み込まれにくくなる」「振り回されにくくなる」ことは確かです。

不安に対処する自分を作るための方法はいたってシンプルなもので、まずは自分が何に対してどのような不安を抱いているのか、それに対してその先に何が起こるとイメージしているのかをかき出し、自分が不安を感じやすい状況や物事を知る。そのあとにその物事に対して対処できる自分を作るというものです。そのあとは不安が原因でマイナスに考えがちな自分の思考をプラスに捉えなおしていけばおおよその不安には対処できるようになります。

これは認知行動療法の一つで、自分でできるものの代表的なやり方でもあります。

認知行動療法は自分で出来るようたくさんの書籍がありますが、もしそのようなもので「自分でやってみよう」と思っても最初からうまくいかないということもあるでしょう。もし自分で挑戦してみたけれどうまくいかないとか、そもそも一人でやっていく自信がないということがあればカウンセリング等で相談してみるのも方法の一つだと思います。

認知行動療法は自分が無理なくづつけていくことがとても大切です。

不安にさいなまれ「うまくいかないな」「つらいな」と感じたならば、まずは最初の一歩を踏むことで何かが変わるかもしれません。

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