アダルトチルドレンと愛着障害 HSPの人はどうなるのか
アダルトチルドレンと思われる人の中には愛着の問題を抱えた方が多いといわれていますが、昨今HSPという気質について調べてみると愛着障害を抱えている方が持つ考え方や症状と似たようなことがあると思うことがあります。
愛着障害の場合は見捨てられ不安があったり、誰かの役に立つことで存在意味を見出そうとしたり、人からの目や評価次第で自分を変えてしまったりといろいろな行動パターン・思考パターンを持ちますが、この行動や思考・感情のパターンがHSPの気質によるものと似ているのです。
例えば愛着障害であれば「他人から必要とされる自分じゃないと意味がない」と思うとして、HSPであれば「他人の目が気になりその人の基準で動きがち」ということがあります。この2つは言い回しは違いますが「自分以外の人の基準でうごきがち」というところが似通ってきます。愛着障害であれば「周りの期待に応えられなかったときに自分を責めがち」になりやすいところがあるとして、HSPであれば「不安が大きくマイナス思考が大きく働きやすい」となると「常に何らかのマイナスポイントに目が行きがちで自分を責める要素を探しがち」という部分が似通ってきます。
このように、アダルトチルドレン(愛着障害)とHSPでは行動や思考・感情のパターンがとても似ている状態が見受けられるのです。ではその区別をどのようにつければよいの?と思われるかと思いますがこの区別はとてもつきにくく、判断が難しいといわざるを得ません。
ただし区別がつきにくいからと言って何も対処できないというわけではありません。
自分が何に苦しみ、どのような状態をどう変えたいのか。そこがはっきりしていれば考え方や行動を変えることはできますし、言ってしまえば感情でさえも思考をプラスに変えていくだけで軽くなることがあるのです。
そのためには自分の普段からの考え方や気持ちを知るということがとても大切ですし、自分への理解を深めることは重要なのです。
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