心の病気を予防する 生活環境を整える

新年度だからというわけではありませんが、環境の変化が多いこの時期はどうしてもメンタル不調に陥る人が多くなります。それをそのまま放置・我慢し続けると徐々に体調に変化が現れいずれは気持ちもなかなか上がらないということが起こりやすくなることがあります。

そこで、心の病気を予防するという観点から心に大きな影響を与えるであろう「住環境」について考えたいと思います。

住環境・生活環境は自分が1日のうちの3分の1を過ごす大切な空間ですし、社会からの刺激を受けずに済む自分だけの空間ということにもなります。この「自分だけの空間」が「自分の感覚であるけれど安心する空間である」ということは精神衛生上重要なことなのです。

整理整頓されて空間を好む人もいれば、雑多な感じに見えるけれど自分なりにどこに何があるのかはわかっているのでこの方が良いという人もいるでしょう。とにかく自分が多く過ごす空間だけは自分が「これが良い」と思う空間づくりをしましょう。もし、「片付けたほうが過ごしやすいんだけれど、めんどくさいからやらない。でも片付けないと!」のように自分の中で「こうしたいんだけどできていないからあきらめている」ということがあるのでしたら本来は少しずつでも整理整頓ができることが望ましいと言えます。

水回りもそうです。汚れているのは嫌だけど面倒だからやらない。けど、使うたびに「掃除しなきゃ」と思うというのであれば少し重い腰を上げてでもエイやっと掃除してしまった方が環境としても精神衛生上もよい状態を作りやすくなります。

一気に環境を整えましょうとは言いません。

気になっているのにやらない・やらないといけないとわかっているのにできない。こういった感情を抱いていることそのものがストレスになり、自分が落ち着ける空間で過ごすことが出来なくなるのであれば、少しずつでも心地よい環境を作ることで「自分竹の快適空間で自分の気持ちをいやす」ことが出来るのです。

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