人の気持ちがわからない・伝わらない なぜ?

健全なコミュニケーションは人が心地よく生きるためには必要なものです。ですが、なぜかうまくコミュニケーションが取れない人がいます。自分の伝え方が悪いのか、それとも相手の理解力が足りないのか悩むケースもあると思います。

確かに伝えることは大切です。そのためには語彙力を高める、伝え方を工夫する。主語を抜かさない、形容詞をうまく使って文章校正を考える。伝える側にもそういった工夫は必要になることもありますが、もし受け手が言葉の意味を知らない、聞き流している。もしくは「相手に気持ちが理解できない」ということがあったらどうでしょう。

今回はこの「相手の気持ちがわからない」ためにうまくコミュニケーションが取れないということについて書いてみたいと思います。

相手の気持ちが理解できないという場合に考えられることはいくつかありますが、そもそも「この人が話しているようなことがもし自分の身に起きたらどう思うだろう」といった相手の立場に立って考えるということが苦手だったとしたらどうでしょう。イメージすることが苦手だとするとこういった相手の立場に立って考えることはうまくできないということもあるでしょう。また、サイコパスと言われている人が抱える「共感性の欠如」というそもそもの原因があるのであれば相手の気持ちを理解することも難しくなります。

それだけではなく、話を聞いているようで実は聞き手側が話を勝手に「脳内変換」してしまい聞いている内容とは全く別の解釈をしてしまうということもあります。

例えば「明日休みだからどこかに出かけようかと思うの。どこかおススメのカフェはない?」と言ったとします。伝えてはあくまでも「休みであること」「出かけるつもりでいること」「お勧めのカフェがあれば教えてほしい」ということを言っているだけなのですが、これがもし受け手の中で以下のように脳内変換されていたとしたらどうなるでしょう。

「休みなんだ」「出かけようと思う」→「休みだから一緒に遊ぼう」

「どこかおススメのカフェがあれば教えてほしい」→「おいしいカフェにご飯を食べに行こう」

こうなると一人でカフェに出かけてしまったときに、相手は一緒に遊ぼう!ととっているため「なんで勝手に一人で行ったの?さそってくれたじゃない!」となるわけです。

こういった受け手の解釈違い(脳内変換・思い込み)が起こるとこういったズレた会話が成立してしまいます。そしてこれは会話だけでなく人の感情でも起こります。

「それはやめて」と伝えても、受け手が「嫌がっているように見えない」「強くいっていない」となると自分に都合が悪いことは認識されず聞き流されてしまい、言っていないことになってしまう。

このように気持ちが理解されない・うまく伝わらないというケースの場合は自分のコミュニケーション力が不足しているかもしれないという原因だけでなく、相手側にも原因があることがあります。

どうにもうまくコミュニケーションが取れないなと思ったら、まずは自分の言い回しに伝わりにくいことがなかったかを考えてみる。それでも理由が見つからない場合には相手側の解釈に問題があるかもしれない。その場合にはどう伝え直しをしたらよいのか、そもそもどれだけ伝えても「理解されない原因が相手にある」のかを考えてみてください。

コミュニケーションが取れないということは人の子ことに大きなダメージを与えます。もし相手側に大きな原因がありそうだと思ったら、自分の心が痛んで心身ともに不調をきたす前にその人との関りを今一度見直してみて下さい。

 

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