人が口々にいう「怖い」の正体とは?

人はつい何かにつけて「怖い」と言ったりしてしまいがちです。例えば「人の目が怖い」「どう思われているかが怖い」などです。

ではここで言う「怖い」とは本当に「怖い」という感情なのでしょうか?

恐怖とは本来は「怖いと思う対象がある」時に使われる言葉であり、例でいえば「人の目が怖い」といった場合の対象は「人の目」ということになりますが、本当に「人の目」が怖いのでしょうか?実は「目」が怖いのではなく「相手からどのようにみられているかが不安」ということではないでしょうか。

ここで「不安」という言葉が出ましたが、不安とは「怖いと感じる対象物がない」時に感じるものでもあるのです。そうです。「どのようにみられているかがわからない」という怖いと感じる対象物がないときに感じる感情は言ってしまえば「怖い」ではなく「不安」ということになるのです。

 

このように、自分が一言で「怖い」と言っていることに対して対象物がある場合はそれを取り除いてしまえばよいですが、「不安」となるとそれを取り除くには「何に対して不安」なのか、「何を想定してのか」といった具体的な答えが出ない限りなかなか解消されません。不安とは「わからないこと」や「漠然としていること」に対して起こりやすい感情なのですから。

このように、人が口々に言う「怖い」という言葉は実は「不安」であるということが多く、その場合には自分が何に対してどのようなことをイメージしてしまっているのか、または、わからないことをそのままにしていることで起こっている感情なのかを自分自身が知る必要があるのです。

わからない。そう思った時にはぜひノートやメモに自分の感情やその時置かれていた状況を書き出してみてください。そうすることで気持ちが整理されやすくなり、漠然としたことが明確になります。そうして「不安感情」が何に対して起こっているのかを知り、対処法を考えることで不安は軽減されることが多いのです。

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