人との関わりが少ないことの弊害

人との接触を最小限にしてくださいという状況が未だに続いていますが、そうはいっても友人と表立って会えない、行事等があっても何らかの制限が設けられる中で思う存分に楽しめないということがあるようです。

そのような時に人の心にはどのような変化があるのでしょうか。

人とのコミュニケーションがとりにくい、もしくはどこか引け目を感じてしまい楽しめないということは、対人関係を持ちたいのにできないという最もストレスがかかりやすい状況にあるということが言えます。

状況における人のストレスと考えたときに一番ストレスが多い状況が「やりたいのに出来ない」というものです。そして最もストレスが少ない状況が「やりたいし出来る」というものです。そう考えたときに自分が置かれている環境や状況はどれにあたるでしょうか?

人に会いたいのに出来ない・人と会話したいのに出来ない・誰かを触れ合っていたいのに出来ない

そういう状況の中にいるということは常にストレスを抱えため込んでいるということなのです。人と会う方法はあるのに気が引けてはばかられるということも同じだといえるでしょう。

対人関係が持ちにくいことで起こる心へのダメージは決して軽いものではありません。例えば人と関わることで得られる「共感」であったあり「同意」であったり。言ってしまえば「安心」がないということなのですが、これは常に「不安」「不安定」な状況にさらされているということなのです。

「不安」という感情は物事をネガティブにとらえがちになるきっかけにもなれば、そのネガティブな感情は不安をあおる形になり負の感情が常に付きまとうことになります。そして「不安定」という環境は落ち着ける状況がないということになり、やはり不安を大きくすることになるのです。

こうして対人関係が持ちにくい状況で抱きやすい「不安である」という気持ちは人の心にはマイナスに働く場合が多くみられます。適度な不安は自分に対するリスクを管理するためには必用なものですが、過度な不安は心にダメージを与え人ます。ネガティブな感情、やりたいのに出来ないという不自由さ。そういったものが常に自分を取り巻く環境にあり、その中で何等か対人関係を持ち、人とコミュニケーションをとるということはこれらの「不安」を軽くしてくれる大切な要素なのです。

 

人は「不安な感情」や「不安定な状況」にはそう耐えられるものではありません。だからこそ人とのコミュニケーションを大切にして欲しいのです。

 

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