今が不安で落ち着かないときに考えること

不安は過去に対しての感情ではなく、意識が未来に向いたときに出る感情です。この不安が巻き起こるきっかけや原因にはいくつかありますが、ざっくり言うと「先の見通しが立たない、わからないことへの漠然とした状態」が不安という感情を生み出します。

 

ではこの不安で落ち着かない、不安で不安でたまらないといったときに何をすればよいのでしょうか。

 

今の時期ですとコロナ関連の情報が蔓延するあまり、何が本当で何がうそかわからないといったことや、どこまで辛抱すればよいのかわからないといったことではないでしょうか。

 

そのような時はいっそのこと情報を遮断するという方法があります。本来であれば情報は「たくさん仕入れた情報の中で何が信憑性があるかを精査する」ことで活用するものですが、ここまで錯綜してしまうと混乱するのも無理からぬことです。そうであればいっそテレビのニュースを見ない、SNSなどもやらないといったことで不安を掻き立てる情報を入れないという手段もあります。それ以外にも「いつになったらこの感染症は落ち着くんだろう」といったわからないことへの不安に対しては「いつ終わるかはわからない、来月かもしれないし半年後かもしれない。でもそれは今いつ終わるのかを決めようとするからわからないのだ」といったように今考えても結論が出ないことに対しては考えないとう方法もあります。

 

考えるなといっても考えてしまうというときには「今自分がやっていることに集中することで不安から意識をそらす」という方法を取ることもいいでしょう。人は怖いと思うから余計に考えてしまう。それであればいっそ考えない、考えてしまったら不安のもとになることとはまったく違ったことを考えたり行動することで意識を変えてみましょう。

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