夫婦カウンセリングを望む方へ

夫婦関係や恋人との関係についての相談は友人などに相談しても解決できなかった！という経験は一度はあるかと思います。そのようなとき、カウンセラーに相談するということはとても良い選択だと思います。他者の意見や目線が入ることで問題を整理したり、対処法や改善法を考えたり。カウンセラーが介入することで問題解決の道筋が見えるといったことはあるでしょう。

 

ですが、その場合でもお互いが自分の中の問題点に気づけなければ何らかの改善は見込めなくなることもあるのです。夫婦のすれ違いは価値観の違いや言葉足らずで思いが伝わらない・受け取れないといったことが根底にはあります。そのほかにも夫婦に求めるものやあるべき姿といった定義のようなものが明確ではないといったこともあります。そしてそのすり合わせの作業はカウンセラーがよい悪いを決めるものではなくお二人で話し合うものでもあります。そういった場合には1度ではカウンセリングは終了しないことがほとんどです。

※いわゆるＤＶ（肉体的暴力・精神的暴力・経済的暴力）は除きます

 

「あなたは思いやりがない！」などといわれ思い悩んでしまったならその話を聞いたうえでご本人の問題なのか、相手の認識にも問題があるのかを考える。二人の問題なら二人で解決していけるためのアドバイスはします。自分自身に問題があるとなれば相談者さまのカウンセリングを継続しますが、そうではなかった時には相手の方にもカウンセリングをおススメするケースも当然出てきます。

 

夫婦カウンセリングに関してはそのような場合もあるということを念頭にカウンセリングをするかどうかを検討していただければと思います。