人に嫌われたくない

だれでも人に嫌われるのは嫌ですよね?では「誰に嫌われるのがいやなの?」「その人に嫌われたらどうなるの?」「何かが起きたら自分の身が危険にさらされたりするの?」tと聞かれると明確に答えられない場合がありますよね。これはとても漠然とした不安感情に飲み込まれた状態だとも言えます。

 

よく「みんなに嫌われたくない」といいますがみんなって誰のことでしょうか?本当に自分にかかわる全員に嫌われることってあるのでしょうか?確かに過去(今かもしれませんが)いじめにあっていたり、グループの中で孤立してしまっている人はいると思います。ですが、本当に嫌われているのでしょうか?本当にどこからも孤立してしまっているのでしょうか?そう考えると答えは「NO]ですよね。人は自分なりにたくさんのコミュニティーを形成しその中で人とのかかわりを持っています。

 

そのコミュニティーすべてにおいて嫌われたり排除され、天涯孤独になることなどありえないのです。

 

にも関わらす「人に嫌われたくない」というのは自分を理解してくれる仲間や受け入れてくれる友人、自分の存在価値を認識してくれていて心地よい関係をつづけてくれるであろう仲間がゼロではないにも関わらず、少ないというだけで全くいないように感じてしまい自分の存在できる場所がないと認識してしまう。そうなると自分を理解する人も守ってくれる環境もなくなり不安になるということなのだと思います。

 

誰かに気に入られようとして、誰かに友達として選んでもらえるように、彼氏彼女として認めてほしくて嫌われないようにふるまう。これはその人の心の声を無視している状況といえるのではないでしょうか。人からは選んでもらおうとする(他人には友人や恋人を選ぶ権利があるとおもっしまう)のに自分から友人や恋人を選んではいけない?そうではありませんよね。

 

そもそも誰かに選んでもらおうとするから嫌われないようにするし、嫌われたら選んでもらえないと思うからご機嫌を伺うこともする。しかし、自分自身にも交友関係を選ぶ権利があるということを忘れないでほしいのです。

 

自分が心地よいと思う人間関係は誰かに選んでもらって作るものではなく、自分で選んで作るものなのです。

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