自己分析できると人生が変わる

自己分析とは自分の内面を探る作業です。ですが就職活動向けの自己分析と自分の思考や感情に対する自己分析は違いがあるのをご存知ですか？

 

就職活動の際にする自己分析とは自分の長所や短所、強みや弱さなどに対する「どのように対処する？」であったり、経験したことで学んだことを言語化するといった作業が主になります。対して自分の思考や感情に対する自己分析は「どうしてそう感じたのか」であったり「なぜそう思うのか」といったものになります。

 

確かに自分の長所や短所を理解することは大切です。また自分の強みや弱みを知ることで自分自身の性格を理解することもできることは確かです。しかし「なぜ」「どうして」といった問いかけがなければ自分の感情をコントロールすることも、自分の思考のクセを理解したうえで目の前で起こっていることに対処することもうまくいかなくなり事は大いにあるのです。

 

ただ、自己分析と漠然とわかっていても自分ではなかなか自分の内面と向き合えないということも事実です。そのような時はぜひ他者の目線・意見を取り入れてもらいたいのです。自分ではわからない自分の良い部分や悪い部分、行動や考え方のクセを見つけやすくなるだけでなく、他者の意見から学んだことを取り入れることも、行動を変えることも、自分の価値観をもう一度見直すこともできるからです。

 

「他人になんて自分のことなどわからない！」と思うことでしょう。確かに他人には自分の気持ちなどわからないものです。それでも理解されようとするのではなく、価値観の幅を広げるということに対してはとても有効なのです。