愛着障害とアダルトチルドレン
アダルトチルドレンという言葉が広く認知されるようになってきた昨今。実はアダルトチルドレンになる原因としてあげられる事柄の一つに「愛着障害」というものがあります。
愛着障害は幼少期に両親からの十分な愛情を得ることが出来なかった・感じることができなかったなどの理由で起こるといわれています。原因としては両親からの暴力やネグレクトといったものだけではなく、親が親の役割を果たせていない、子供が子供らしくいられないといった機能不全家族のなかで育ったということもあげられます。そしてアダルトチルドレンとはこのような愛着に問題を抱えやすい環境の中で生きるために(存在を認めてもらうために)自分の感情を押し殺し、不安を抱えたまま、時には親の期待に応えることで自分を認めてもらおうとしたり、逆に役割を果たせていない両親の代わりに父親の代わりとして・母親の代わりとして子供らしさを封印して生きることで「アダルトチルドレン」といわれる状態になる可能性があります。
「両親からの暴力」といわれると「私の家はそんなことはなかった」と感じる方も多いと思います。しかし、暴力・虐待とは身体的な暴力(殴る・蹴るなど)だけでなく精神的な暴力も含まれるということをご存知でしょうか?
たとえば目の前で頻繁に両親が罵倒しあう姿を見る。両親が取っ組み合いのけんかをする、逆に全く会話をせずに無視をし続けている。このような場合でも子供の心には大きな傷が残ったりします。そしてこのような両親の不和を何とかしようとすると子供が子供らしくできないといいたことが起こります。また、両親が子供の意見を聞こうとしない、親の言うなりにしようと子供をコントロールしようとする、両親が子供のやることなすことに口を挟み、子供の自主性を阻害してしまって子供自身が考えようとする機会を奪うといったことも場合によっては虐待に該当するケースがあったり、アダルトチルドレンの原因になり得るのです。
もし自分がなぜか人の目線でしか考えられない、自分らしさがわからない、「こういう風に行きたい」と思っても何もできない・それすらもわからず苦しいといったことがあるのならば一度自分が育った環境に目を向けてみてください。そしてそこに何らかの「とわられ」があったなら、そんな自分を変えるための行動を起こしてみてください。
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