性犯罪にあってしまった方へ
最近、性犯罪に関するニュースが多くなったように感じます。国会でも性犯罪に対する厳罰化という議題が提出され、今まで氷山の一角でしかなかった性被害が表に出る機会が多くなってくることでしょう。性犯罪の被害は圧倒的に女性が多いですが男性の中にも被害にあっている人はいるのです。
しかし、このような犯罪に対しても世間の目はいまだに冷たいものです。厳罰化を望む一方で「被害者に隙があったからだ」「被害にあいそうな場所にいるからだ」といった心無い一言・考え方がいまだに蔓延しています。とても悲しいことです。
考えてみて下さい。もし自分が普段通りの生活をしていたにも関わらずある日突然被害にあってしまったとしたら…友人に誘われた飲み会の後で楽しいはずのパーティーが恐怖の場所に変わってしまったとしたら…どんなに抵抗しても、叫んでも誰も助けてくれない。そんな状況に置かれてしまったとしたら…
あなたはそこまで予想して生活していますか?
おそらく自分が被害にあうことを想定して生活している人などいないと思います。しかし、このような中に犯罪が潜んでいるのです。そしてそのような犯罪にあった人を「あなたにも非がある」と断言するような差別的な人がいることも否めません。そんな時、そのような考えを持っている人に対していくら「理解してほしい」と望んでも難しいという現実があります。
それであればその傷を安心できる場所で癒しませんか?偏見と差別を意見する人に相談するよりも、理解ある人へ。
性犯罪の被害に対する辛い経験や感情は経験者にしかわからない。そう思う人もいるでしょう。だからこそそのような場があるのなら、感情を共有することでトラウマとなった感情を少しずづでも吐き出しませんか?
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