自分がわからない・本当の自分って何?

周りと違う意見や考えを持つことを指摘されて「変に思われたくない」と人からの評価を極端に恐れるあまり、周りの意見に従う事で「協調性があるかのように見せる」ような態度をとってしまったり、他人の意見によって自分の行動がコロコロ変わってしまったり・・・それを繰り返しているうちにいざ自分の意見や考えを求められたときに何も言えなくなった経験はありませんか?

 

人の気持ちを気にするあまり、社会から与えられた役割(例えば社会人として・親として・子どもとしてなど)を「周りがそう言うから」「人と違うと思われたくない」などの理由から他人の基準や尺度で行動しているうちに、自分の考えだったり、自分が本当は何を望んでいるのかだったり…自分の気持ちがよくわからなくなる事があります。

 

人には個性があり、自分なりの考えや理論があるにもかかわらず「それを出したら何を言われるかわからない」と、自分の感情や発言を控え、抑え続けることで「自分なり」とか「自分って」なんだろうと見失ってしまう。

 

このようにして社会に適応してきたつもりでも、自分を押さえつけ、自分の気持ちをごまかし続けた結果「人が怖い」「人の目が気になる」などという状態になってしまう事もあります。自分を偽ることで自分の気持ちがわからなくなり、他人の尺度で生活し続けた結果、心が限界に達してしまう。SOSを出したくてもその方法がわからない、そもそも心が限界に達している事すらわからないまま、ただ苦しいつらいという感情だけが残ってしまう。

 

そうなってしまっては自分がわからなくなっても当然だと思います。日々生活する中での協調性は大切だと思います。しかし、それが自分の気持ちや感情をすべて押し殺してまでやらなければいけないというならば、せめて、時には「本当の自分の気持ちを見つける」ための時間を持つことも必要ではないでしょうか。

 

「私は今、何をやりたいの?」「本当の気持ちは?」とちょっとした休息の時間に自分の内面に意識を向けてみる。そうすることで自分を見失わないようにすることはとても大切ですよね。

 

 

 

 

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