子供のうつ病急増中！？

ここ何年かで子供のうつ病罹患率が急増しているのをご存知ですか？うつ病はストレスが原因とか、脳の伝達系統が原因とか言われていますが、もしストレスならば、なぜ子供のうつ病が急に増えたのでしょう。それは子供の世界でもストレスフルな状態が続いている現状があるからです。

 

では「子供がうつ病になるほどのストレス」とはどんなことが挙げられるでしょう。一つは学校の人間関係。昔なら怖い先生や優しい先生、いろいろな性格の先生がいてその中でコミュニケーション能力を身につけたりしていたものが、最近の学校は先生そのものがストレスフルで教える立場の人も常に心に余裕がないことも原因にあると思います。一人一人と十分に向き合えないほどの忙しさが毎日続けば先生だってまいってしまいますし、子供だって、そのような状況から人間関係を学ぼうとしても学びきれません。

 

そして、もう一つ大きな原因は親との関係にあります。学校現場でも今と昔を比べてみましたが、親子関係も今と昔とは大きく違います。核家族化が進み、おじいちゃんやおばあちゃん、近所の人との関わりの中から学ぶことができた昔と違って、今は育児書が幅を利かせる時代。子育てが育児書通りに行く訳もなく、そのような状況に対応できない親が増えていることが原因でもあるのです。子供ひとりひとりの個性を認めてあげられればいいものを、マニュアル通りに行かないと不安になり、自分で子供の人生や考え方をコントロールしようと無意識に子供に考え方や生き方を押し付けたことはありませんか。そのような事が原因で子供は子供らしさを失い、自分の人生を自由に生きることに罪悪感を感じてしまったならば、いくら子供とは言え心に大きなダメージを受けることでしょう。

 

子育て中のお母さん、お父さん。子育てはマニュアル通りには行きません。夫婦の考えをもとに子供と正面から向き合っていましょう。

 

 

 

 

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