夢を失う人々

今の世の中、物があふれ人にもまれ、いつの間にか大人だけでなく子供ですら夢を持てない人が増えています。

 

「将来何になりたい？」という質問をされた経験のある人は多いでしょう。しかし、こう聞かれても心の底から「〇〇になりたい！」と胸を張って言える人はどれだけいるのでしょうか？子供ですら漠然ともしくは聞かれたから仕方なく「〇〇かなぁ」と答えるような世の中です。こんな状態なら自分の将来のビジョンなど描けるはずもなくイコール目標もなく大人になって、目標もなく日々を流されるように過ごしていく。

 

大人でもそうです。「自分の今後のビジョンは？」と聞かれたら「とりあえず６０歳までは働く」とか「安定した老後」というような内容が目立つことでしょう。しかしこれは「夢」なのでしょうか？「目標」なのでしょうか？こうして生きる目標も持たないまま育ち大人になり年を取る。時に流されるだけの人生。これではロボットと同じだと思いませんか。

 

自分の人生。悔いのないものにしたいのなら何歳になっても遅くはないのです。小さなものでも構いません。何か一つでも目標をもち、夢をかなえようとする。これが大切だと思います。

 

夢や目標もない人生の中に「本当の自分」はいません。自分のない人生に輝きはありません。いつか生きることに悩み苦しみ諦めることしかできなく鳴る前に目標（夢）を持ちましょう。そしてこの目標を持つことが「自分の人生ってなんだろう」とか「自分の存在の意味は」といった自分の中にある漠然とした苦悩、疑問の答えを教えてくれると思います。