心の病気を予防するための方法

心の病気というとうつ病を含む気分障害や適応障害・パニック障害に強迫神経症と神経症と言われる病気がありますが、これからの時代はこれらの病気を発症する前に予防することに目を向けていくことが大切だと思います。

会社で、学校で、家庭で、自分の過去で何らかの原因やきっかけがあり辛抱に辛抱を重ねた結果うつ病や適応障害、パニック障害や強迫神経症を発症する場合もあれば過去の経験から自分が気が付かずに発症に至るケースもある中で、どうやったら心の病気を予防できるのでしょうか。

心の病気を予防するには以下のことに目を向ける必要があるのではないか?と思うところがあります。

1、生活環境を整える
2、生活リズムを大きく変えない
3、自分が何にストレスを感じているのかを知る
4、ストレスの原因を減らす
5、不安やストレスに対して対処する方法を身に着ける

これらのことを実践したり考えたりする中で「メタ認知」という言葉に行きつきます。要は「自分を知る」ということです。3番から以下のことはこのメタ認知能力が高くなればなるほど予防効果を発揮します。自分を知るとは自分が何に対してどういった干渉や思考を持つのか、その先にどういった行動をとりやすいのかを知ることでもあります。もちろん自分のパターンを知るには、どうしてそういったパターンを持つのかを知る必要があります。自分の好き嫌いや得意不得意。何に対して不安や不快感を感じやすいのか、自分の価値観や譲れること譲れないことを知り、その上で今の生活に対して(関わっている人に対して)どういった干渉を抱くのかを知ることで、それらを避けたり捉え方を変えたりすることができますし、そういった試みを習慣化することでおのずと1~5のことに意識が向きやすくなります。

こういったうつ病や気分障害、パニック障害や強迫神経症は予防できる心の病気です。少しでも「なんかおかしいな」を思ったらそれ以上悪化しないよう自分で出来る予防はし、それでも思うようにいかないというのでしたら専門家を頼ってみてください。

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