不安障害との向き合い方

人との距離が遠く感じるようになって数年たちますが、この状況で多くみられる心の疾患が不安障害であったり適応障害だったりします。

適応障害については別のブログで述べますので、ここでは不安障害について書いていこうと思います。
そもそも不安障害とはどのような状態なのかというと「小さな不安が大きなものとして感じる」「危機的状況ではないのに大きな危険と感じる」「今までの経験で乗り越えられることでさえも出来ない・つらいと感じる」ということが挙げられます。

先を考えたとき、もしくは今を考えたときに漠然とした不安を感じる。無理だと思ってしまう。この状況に対処できないと感じてしまう。そのような状態が長く続くと不安障害を発症することがあります。また、不安障害は特定のものに対して感じることもあります。例えば人だったり状況だったり将来ということもあるでしょう。

そこでカウンセリングでは「あなたは何に対して不安を感じますか?」「それはどのような状況で感じますか?」「その時はどのような気持ちになりますか?」「その時どのようなことをイメージしますか?」といった質問をすることがあります。

不安障害と向き合おうとしたときに自分が何に対してどのような先をイメージしているのかというのはとても大切なことで、もし、不安からネガティブなイメージを持ってしまうと不安という感情に敏感になりやすくなります。

自分が不安障害と付き合っていく・少しでも症状をかるくしたいと考えるならば、自分の不安の正体が何であるかをしり、そこに対処する方法や考え方を身に着ける必要があります。それが出来て初めて不安障害と付き合い改善していくことが出来るのです。

自分の思考パターンや感情のパターンを知り行動を変えていくことで不安障害に対処・改善していくことが出来るのです。

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