「善」と「悪」

人の心には必ず「善の心」と「悪の心」があります。例えばこのような経験はありませんか?「良いことをしたと思っていたのになぜか罪悪感を感じる」「悪いことをしてしまったのに快感をおぼえる」・・・人の心にはこのような相対する感情が常に入り混じっています。

 

人の心とはいつも自分が気が付かないところで「善」と「悪」が戦っていて、そこでストレスが生じたり人間関係のトラブルをまねいたりします。良かれと思ってやった事が悪い結果をもたらしたり、恨まれたり・・・意地悪をしたつもりが相手の心の成長を促す場合もあったり・・・このように人は善と悪のバランスを取りながらいきていますが、人は「善」の心(良心)だけ見つめていては自分の中の「悪」に気づいたときに心を痛めてしまいます。自分の中の「悪」の心を認めたうえでそれを律することで初めて心のバランスもとれ、社会生活の中に反映されていきます。

 

良い心は大切です・・しかし、自分の中にひそむ悪の心を認めることも大切で、この2つを受け入れ律することができる人が本当の「倫理感」を持った人だと私はおもいます。

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