虐待と脳への影響
虐待が脳に与える影響は近年研究が進み、どのような影響をおよぼすのかを論じた記事を目にする機会も増えました。暴力を振るわれる・暴言を吐かれ人格や存在を否定される、性的虐待を受けるまたは育児を放棄される。そのような状況において「虐待の種類によっては脳の委縮や増加などの変化がみられた」とする結果も一部発表されているほどです。
虐待は精神的に大きな負担になるだけでなく脳までも変化させてしまうほどの影響があると考えたことはありますか?
たとえば暴力・暴言を受けるまたは目の前で見るといったことがあれば素行不良や気分障害などの影響が起こりやすかったり、性的虐待などがあればトラウマにもなります。尊厳を踏みにじられ存在価値を見失うことになればうつ病などの精神疾患だけでなくそもそも「生きる」ということに対しての気力すら奪いかねません。
「虐待を受けたからといって全員が何らかの問題を抱えるとは言えない」といった意見があることも事実です。しかし、倫理上これらの行為は許されるものではないと私自身は思っています。
そしてここで見落とされやすい問題が「虐待をしたいわけでないのに結果としてそうなってしまう親の苦悩」です。
子供を傷つけたいわけではないのにそうなってしまう。子供のために頑張っているのに余裕をなくし、結果として虐待に該当するような行為に至ってしまっているといった親の問題です。
虐待は決してあってはならないと思います。しかし、好き好んで子供を追い詰め虐待する親は少数だと思っています。だからこそ、虐待を受けて心に大きな傷を抱えてしまった子供のケアだけでなく、そうせざるを得なかった親のケアも必要なのだと思います。
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