季節型うつ病にご注意を
最近めっきりと寒くなり、夏に比べるとあきらかに日照時間も減り、夕方にはなんとなく気鬱になる方もいることでしょう。寒いんだから外に出るのもおっくうでつい部屋にこもりがちになってしまうこともあるでしょう。
この冬の寒さは確かに人の「外で思いっきり遊びたい」といった欲求を消してしまうほどの威力がありますが、その「外に出たくない」気持ちであったり「何をやるにもめんどくさい」といった気持ちは本当に寒さだけのせいでしょうか?
冬場はとかく気持ちが落ち込みやすくなるものですが、「うつ病と日照時間との関係は切っても切れないものだから少々気うつになっても仕方がない」と思うのは少々危険なような気がします。なぜならば、このような「少々気うつ」な状況を放置していると感情や思考がなぜかプラスに考えられなくなり不安感情がより強く感じるようになる、といった変化を見落としてしまう可能性があるからです。
このような感情や思考の「マイナスにしかとらえられない」という変化は不安感情を大きくし、「何をやっても駄目だ」「だから何もしたくない」という無気力や感情の鈍化を招きかねないからです。
この無気力や感情の鈍化はうつ病の初期にみられる心の状態でもあり、そのまま何もせずにいるとうつ病に発展しかねないのです。この時期にこのような経緯をたどってうつ病の症状が出ることを「季節型(冬季型)うつ病」とも言います。
だからこそ「冬は気うつになるもの」とあまり楽観的になりすぎず、少しでも不安感情が強くなったり無気力・だるさ・睡眠障害などの症状が出たら病院に相談することをお勧めします。
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