追いつめ上司の2パターン

部下を追い詰める上司の代表的な例として2つのパターンがあります。一つは「命令は絶対です!」タイプの上司と、もう一つは「自由にやっていいよ、でも責任は取れないからね!」タイプです。

 

「私の命令は絶対です」というパターンの上司の場合、ほとんどが部下の意見に耳をかさず、全ての業務を把握しておきたいのか報告と連絡は必須。相談すると「そんなこともできないの?」と言わんばかりの態度で文句を言ってきたりします。実は、そのような態度をとるには理由があるのです。一つを上げるならば、自分が状況を全て把握していないと、不測の事態に陥った時に対処できない自分(上司)をさらけ出すことになりかねず、プライドを傷つけられることが怖いからという理由が考えられます。

 

「自由にやってもいいよ」というパターンの上司の場合、部下を育てるために「見守る」事が出来る上司ならばそれに越したことはありませんが、「責任はとれないよ」と部下に丸投げしてしまう上司の場合、責任を問われることそのものが嫌だし、責任を取ることも嫌。そのせいで自分の評価が下がることを怖がる傾向にあります。

 

この2つのパターンにあてはまる人はまったくもって「自己保身」のみということがあり、そのために部下が追い詰められていても見て見ぬふりをするか、心配していると装って、実は関わりたくないと思っているかのどちらかの傾向が見られます。

 

そんな上司の下で働かなければならないとなると、かなりのストレスを受けることは容易に想像できます。また、そのストレスをずっと我慢し続けると、自分自身の心が耐えられなくなってしまうかもしれません。そうなるまえに、自分のメンタルをケアする方法を見つけ、実践することでストレスを抱え続けないようにしましょう。

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