反抗期とうつ病との関係性

反抗期はおおよそ10代から始まる「自分の自我をつくる」ための大切な時期です。

 

反抗期を迎えた子供は理想と現実の中で奔走し、考え、行動します。表向きは明るく振舞っていても両親や先生、その他の大人たちに向かって様々な感情をぶつけてきます。そのような行動の中で何が正しくて何が間違っているのか。また、自分を表現するためのコミュニケーション能力を培う時期でもあります。

 

しかし、どうも最近はこの反抗期を何事もなく過ぎてしまったという人が多いいような気がします。

 

「反抗期がない」それがどういうことなのかお分かりでしょうか?それは「自分を作れていない」ということになるのです。自分を作れないままでいるととかく周りからの影響を受けやすくなったり、自分に自信が持てずに不安になったりと、大人になるに従って様々な影響が出てくる事があるようです。

 

うつ病は不安や不信感、自信喪失が原因になることがあります。もしこの「反抗期」に自分を作れずいつも不安にかられながら生活していたとしたら、それはいつ病気を発症してもおかしくはないということにはならないか・・・

 

「おとなしい子」「反抗期がなくて楽な子育て」・・・そこに落とし穴があるとしたら。今からでも遅くはありません。自分を作るために、まずは自分というものを知る努力をしましょう。自分の存在とは、自分の価値とは、周りからの評価は。そして「なりたい自分とは」。反抗期がなかったことへの穴埋めはそこから始まります。

 

 

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