視線が気になる(視線恐怖)

このブログを読んでいる人たちの中でどのくらいのひとが「人の視線が気になる」といった経験を持っているのでしょうか。例えばこんなことを経験したことはありませんか?

 

「後ろで話している人は私の事を話しているのでなないか」「給湯室で賑やかに談話しているけれど、実は私の悪口を言っているのではないか」「窓の外を見ようとしたらあの人と目があったけれど、私の事をみていたのかしら」等々・・・

 

このような「自分が見られている」もしくは「自分の噂話をしている」という感覚を覚えた経験のある人は多いのではないのでしょうか。事実噂話をされていたのかもしれないし、見られていたのかもしれません。

 

しかし、大半は偶然「目があった」。話をしている人たちが「なんとなく気になった」だけのことで、実際は自分とは全くの無関係のことだったりします。

 

しかし、ここで気になる事は「なぜ、自分が見られている、噂をされている」と感じるか・・・それは自分に後ろめたいことがあるなら別として、全く身に覚えがないのに「自分が・・・」と感じてしまう事に問題があります。人の視線が気になるとなかなか物事に集中できなくなったりします。

 

常に周りが気になり人の視線ばかり追うようになってしまったりすると、それはもう気が気ではない心境でしょう。このことが職場や学校などのコミュニティの中にいる事への恐怖に変わったとき、人は人の視線を怖いと感じるいわゆる「視線恐怖」という状態になっていると言えます。

 

この視線恐怖は人の心に様々な影響を及ぼします。例をあげると、人前に出られなくなる、注目されるのが怖い、人の中にいることが嫌だ、不安になる。そうなると自分の置かれた環境に適応できないいわゆる「適応障害」という状態に近くなったりします。これを克服しようとするには視線が怖いと感じるようになった原因を探る必要があります。そして、そのような状況にどう対応すればいいのかを考える必要があります。

 

もし、一人で考えても答えが見つからず苦しいと感じるならば一度カウンセリングという選択肢を考えてみてください。一人で悩むことが一番つらいことでしょうから。

 

 

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