大人の発達障害とカサンドラ症候群
最近は大人の発達障害についての情報が多くみられるようになりました。このように「大人になってわかった発達障害」の陰でそのようなパートナーを持ち、コミュニケーションが取れない。思いやりを感じない。会話が成り立たない。言ったことが通じない。といった発達障害だからこそ起こり得る問題に思い悩み、発達障害を持つ本人ではなく、それを支えるパートナーがうつ病になるケースがあることをご存知でしょうか。
これをカサンドラ症候群といいます。
大人の発達障害は幼少期には発見しにくかったものが大人になる過程での人間関係や自分にできること・できないことといったものや状況判断などに何らかの問題が生じ、社会生活を送るうえで大きな障害となっているときに気づくケースが多いと思います。
しかし、カサンドラ症候群になるケースは「まさか自分のパートナーに発達障害があるとは思っていなかった」という場合が多く、「自分のかかわり方を変えればきっと分かり合える」とがんばりすぎてしまったり、「うまくコミュニケーションが取れないのは自分に原因があるのかも」と自分を責めてしまうことでうつ病を発症するケースが増えています。
もし「なんとなく会話がずれていて違和感がある」「相手のこだわりがつよい」「コミュニケーションがうまくとれない」といった発達障害を持っている人たちに多いこのような傾向がみられたのならば、まずは本当に障害があるのかを確かめることをお勧めします。そのあとで相手に対するかかわり方を建設的に考える。ルールを作るというのもいいでしょう。
もし2人で話し合いにならなければ専門家を交えて今後のかかわり方や生活を考えることでカサンドラ症候群は防げるのかもしれません。
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